【好きな人はきっとハマる漫画】機神幻想ルーンマスカー(1)

機神幻想ルーンマスカー01 SF・ファンタジー

どうも!

マンガ大好き犬Goroです!

犬種はシバリアンハスキー(ウソ)・・柴犬です

 

このブログでは私Goroが個人的にオススメしたかったり読んでみたりした色々な漫画をご紹介していきます

かなり偏っているかも知れませんが、それこそが個性だと思い楽しくやっていこうと思います

よろしくお付き合い下さい

 

今回は「機神幻想ルーンマスカー」1巻です

 

知ってる人、挙手!!

はい!

誰もいませんね!(笑)

 

それもその筈

どこを切っても特殊な作品なんです

 

作品概要はこちら

機神幻想ルーンマスカー01
作品名機神幻想ルーンマスカー
作者出渕裕
既刊1巻
連載期間1988~
掲載誌月刊ドラゴンマガジン 

まず作者!

パトレイバーやロードス島戦記でお馴染みの「出渕裕」先生

え?

漫画描いてたの?

って感想が真っ当ですよね

この頃アニメ関係者の漫画作品は結構ありました

まぁいわゆるブームなんですかね

大体共通するのは・・

 

ちゃんと終わってない!

描くなら終わらす!

終わらせないなら描かない!(by警視庁?)

 

この作品も例に漏れず終わってません

1988年から描いて未完で既刊1巻

 

絶対もう描く気ない!!!

 

一応2009年に「月刊COMICリュウ」という雑誌で連載を再開し1巻が発売されたそうです

それ以降どうなったのかわかりません

 

同じ終わらせる気がないならダラダラ描いてる永野護先生を見習え!(誉め言葉)

本業がアニメーターなのでいわゆる「富樫病」とはちょっと違うと思います

真相は・・闇です(笑)

 

今回取り上げるのは初期作に当たる富士見ファンタジアコミックス版です

 

主人公は「レアル・ファーン」という青年

かなり出自がややこしい匂わせをされてます

どうやら無くなった「聖ジレイル王家」の血を引く人物で本名は「レアル・パディス」

 

赤子の時に国は無くなったみたいですね

そんな彼は現在「イグラッド」という国で暮らしています

彼自身に地位はありませんが姉の「ラハ・ファーン」イグラッド神官騎士団長を務める人物です

 

でもこの2人・・・

本当の姉弟ではありません

ラハはジレイル王家に仕える人物の子供でレアルとは主従関係にあります

姉弟とは世を忍ぶ仮の姿って訳です

 

今は無き王国の血を引く謎の青年レアル

彼を中心に物語は進んで行きます

 

もうひとつこの世界には大きな理となる生物がいます

それが・・

「ルーンマスカー」

 

ロボット級の巨大生物で土地に根差して存在しているようです

イグラッドのルーンマスカーは「スレイプニール」

人馬の形をしています

このスレイプニールレアルの間にもラハが交わした秘密の盟約があるようです

・・・謎含み多くね??

 

物語はイグラッドの東にある国神破奴ジパードが戦争を仕掛けて来る所から始まります

城でレアルはジパードの侵攻を凌ぎながら敵将である西征大将皇羅スメラ腭人アギトと出会います

丘陵地帯ではスレイプニールがジパードの物理魔道テクノロスで作られた「巨人兵ギガンティス」3体を相手に無双

明らかにルーンマスカーは人類では太刀打ち出来ない存在だと分かります

 

結局スレイプニールがジパードの巫女月女ツクメを通しジパードのルーンマスカー武雷破帝タケミカヅチと話を付け終戦となりますが「ミューの大地」への侵攻がどうのここでも匂わせます

 

・・はっきり言って1巻で匂わせが多すぎる・・

 

第2部は「自由都市ヴエルヌ」が舞台

引き上げるジパード兵に紛れたレアルは不思議な歌姫「メネア」と出会います

 

レアルはジパードの軍神と呼ばれる「カルマ・ファーン」の手引きでジパード内部に招き入れられますが・・

ファーンってもしかしてラハの父?

 

・・ここで1巻は終了!

ストーリーも永久に終了です!!(多分)

 

とにかく話に含みが多い

世界の果ての結界「コリン・コンナ・ムア」

亡国聖ジレイル王家

ラハとスレイプニールの密約

「ミューの大地」

角付きの一族

七人委員会による計画再開

 

何言ってるのかわかりません(笑)

ファンタジーだから世界設定を理解する手間は必要です

今のなろうみたいに女神が手引きしてくれたり勝手にスキル持てたりご都合的にステータスウインドウとか出ません

それが古き良きファンタジー世界なんです

良いんです!

 

でも・・・

覚えた途端終わりは酷い!!

 

しかもラハやメネア以外にもイグラッドの姫「ニケア」、ニケアの婚約者「ク・ホリン」「句魔羅の魔覇流マハル、マハルの姉那由羅ナユラ、ジパードの武将武破羅ブバラ、謎の男「サイ・シザース」などなかなかに登場キャラも多い

幸い出渕先生の絵柄は綺麗でキャラも見分けやすいから覚えるのは容易でも・・

 

1巻で終わり!!(しつこい)

 

要するに謎が謎を呼び謎が謎のままで終わる漫画です(笑)

現在の需要を考えるとこれだけ入り組んだ設定で長期連載は難しいでしょう

それだけに若く精力的な頃に続けられなかったのが悔やまれますね

でも当時のファンタジーファンはこれを読んでワクワクしたはずです

それだけは間違いない!

ワンチャンアニメ化・・もないな・・・

 

《2巻に続・・かない》

コメント